つれづれなる事件

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それぞれの事件簿へ思いついたことを述べるところ
> ネタバレ注意!<
犯人・トリックのネタバレがあります。

2001年3月4日

金田一くんのゲームが売られているのを目撃。
どんなストーリィなんだろう?
気になる、どきどき。
でもクリアできなかったらすごくイライラするし。
そういえばノベルズはどうなったんでしょう?

金田一くんグッズで欲しいもの…といえば、
はじめ君の髪をまとめてるゴムかな。
ゼッタイ取れないし、寝ていても邪魔にならない
みたいだし(笑)。

このページは金田一君トークのページになって
しまうかもです。           nari.


12月20日  金田一少年連載終了

2000年12月13日発売のマガジンで
「金田一少年の事件簿」の連載が終了した。
わかっていたけど、ほんとうに終わってしまった。
いまだに信じられない。
たくさんのキャラが出てきて、金田一君と言葉を
交わし、それは嬉しいんだけど。

さみしいなあ。

金田一君が嬉々として走っていってしまうのが
私にはものすごく…心を揺さぶられたよ。
今まであたりまえのようにあった世界、
金田一君がいて、美雪や草太や警視庁の
明智さんや剣持警部、それから………エート………
あたしッたら、それ以外、目に入ってない!?

いやいや、ホラ、あの作品て、一話完結でキャラクターが
どんどん入れ替わるから。犯人と容疑者と被害者は
毎回ちがうでしょ。
だからレギュラー以外は列挙しにくいんだな。
ということは、原作者さまたちは毎回いろんなキャラを
打ち出し、動かし、舞台とトリックとさまざまに考えて…
すごい世界ですね!

終わってしまうのは悲しいけど、これまで原作者さま
たちが生み出してくれた遺産を、これから心ゆくまで
楽しめるではありませんか。

ありがとう、金田一君!
最後までありがとうvv

…でもまだしばらくキミは私のアタマの中に住んでてね!
うふうふvv              nari。


10月31日 鏡迷宮の殺人

ミラーハウスの中で起きた殺人。
だがここで重要なのは鏡ではない。
ミラーハウスの構造だ。
読んだときはすぐ解けそうなのに
よく分からず、でも金田一くんが瞬間的に
解いてくれたからスッキリした。
読みやすい短編である。

そういえば、私はミラーハウスは怖い。
苦手である。
だってどこもかしこも鏡で。
ぶつかったら割りそうだし。
鏡の中からなにか出てきそう。
しかもそれが迷路になっている!
ただの迷路でも、勘も体内磁石もない
私はお手上げなのに、それが鏡でできていると
なったら万事休す。

なんか怖いんだよな〜、ミラーハウス。
トラウマがあるらしい(笑)。    nari.


10月30日 明智少年の華麗なる事件簿2

バイオリンを弾く美少年。
音大の教授の秘蔵ッ子。
もうそれだけで十分である。
私はこの話が好きだ。
しかし、あの肩の細さ、腕の細さは尋常ではない。
美=たおやかさ=細っ!
ではないはずだ!!
バイオリンでいい音色を出すにはそれなりの体が
必要なんじゃないのかっ!?
私はそんな不健康な音、聞きたくない。

美味しい店を選ぶときのひとつの目安が、
「健康そうな顔の料理人が作ってるところ」だ。
顔色、肉付き、そして人間というもの、料理というものに
興味がありそうであると大変よろしい。

よさげなものを生み出す人というのは顔を見るとなんとなく
わかる。まずそうなものを作る人もなんとなく分かる。
これはなんにでも当てはまることではないか?

つまり、ひ弱な少年より、体のしっかりした奏者の音を
聞く方が気持ちよさそうである、と私は思うのである。
どうか明智健悟がバイオリンを弾くときは、がっちりした
体躯でありますように、原作終了間際の今ながら
祈るものである。         nari.


10月18日 仏蘭西銀貨殺人事件

デザイナーの利権にまつわる連続殺人劇。
よくあるネタだと思うけど、これにうまく金田一くんと幼なじみの
キャラを絡めて移入しやすいようになっている。
さとう先生の衣装デザイン、私は好きvv
実はラスト、犯人が後悔するところで自然に涙が出てきた
唯一の事件簿なんだよな。「なんで?」と思うのに涙が止まら
なかった。それまで全然、犯人に同情できなかったのに。
この事件簿では金田一くんは一見、やなヤツ(笑)。
敵に回すとこれほど怖い人はいないという証明です。
金田一流ファッション界も堪能できましたし。
最後に名前だけ登場の明智さん。
顔出してほしかったなv           nari.


10月16日 速水玲香誘拐殺人事件

アイドルタレント速水玲香が誘拐され、金田一くんがそれにまつわる
殺人事件を解いていく。

この事件簿はなんだか気に入って、これをもとに明智X金田一パロ
ディ同人小説を書きました。
金田一くんが可愛いんだよ。
玲香ちゃんも。
キャラがイキイキしてて、深刻なシーンも重くならずにキャラの前向き
さが伝わってきました。何度、明智さんに応援に出てきてほしいと
思ったことか!!
「考えるんだ! おまえはジッチャンの孫だろ!?」
のシーンが大好きでvv この金田一くんは、連載当時やっていた、
トヨエツの金田一耕助映画の、「どうする? どう解く? 金田一耕助」
の広告(コピーも、ポーズも)のもじりだと、勝手に解釈して悦に入って
いる。
このページを書くために原作をパラパラと開いていると、つい引き込
まれて読んでしまう。随所に面白さを配した事件簿なのだ。
後ろ姿だけご登場の明智さんに燃えた。
風のように現れて去っていく高遠さんに衝撃メロメロ(笑)。
金田一くんに操り人形を贈るなどの細やかさがやはり高遠さんの
持ち味なのだろう。そういうキャラへの原作者の気配りは読んでいて
気持ちよくて大好きです。
この事件簿は金田一くんの豊かな表情と、玲香ちゃんのお仕事ぶりが
見どころとなっている。と、私は思う。           nari.


10月8日 魔術列車殺人事件

文句なく面白い。
奇術と推理とトリックとマジックが入り混じり勝負する。
電車ものでもあるし。
好きな事件簿です。

警視庁に送りつけられる脅迫状の箱。それを開けるために剣持警部
は金田一にコンタクトを取る。
一方、金田一の家に朝食を食べに来る明智警視、若い婦警との飲み会
など和み(なごみ)シーンも秀逸。
北海道への夜行列車「銀流星」に乗って始まる旅。
その「銀流星」こそ犯人の乗った「魔術列車」だった。
繰り広げられる死のマジック、次々と殺される幻想魔術団のマジシャン
たち。金田一自身すら犯人に目をつけられ殺されそうになる。
やがてトリックの糸口を見つけ犯人を暴く金田一。
すべてを暴かれた犯人は、自ら仮面を脱ぎ捨て、動機のすべてを
語り尽くすのだが・・・。

明智警視、剣持警部、他の人気あるキャラクターが登場し、
どこからビックリ箱が飛び出すかわからない状態で読みました。
手品というかマジックが面白いし、マンガならではの表現がとても
よかったです。いつもは安全地帯にいる金田一くんが犯人に脅威
を与え、始末されそうになるくだりはとても自然。いつも、よく犯人
は金田一くんを野放しにしとくなあ、と思っていましたし(笑)。
美雪ちゃんが金田一くんのガールフレンド、という強調が、美雪
ちゃんはもっと可愛いイメージだったので、ときに辛かったけど。
犯人の描き方が華麗でよかった。
nari的には麗しい明智さんのアップがたくさん見られて幸せv
この事件簿では明智さんと金田一くんの推理対決がないので、
明智さんと金田一くんののどかなやりとりを安心して見ていられる
のでお薦めです。       nari.


9月30日 飛騨からくり屋敷殺人事件

事件簿の中でも、金田一耕助を彷彿とさせる「八墓村」みたいな作品。
トリックとかは違うけど、舞台とか雰囲気がジッチャンの世界を目指している。
山奥の旧家・巽家に赴くことになった金田一は、遺産相続をめぐる殺人事件に
巻き込まれる。
さとう先生の描く金田一くんは、この作品では表情が可愛いv
絵は丸っこいんだけど、物思いに耽ったりしてなんかイイんだよね。
このころの金田一くん、今見ても愛しいよv
舞台装置も役者も人間関係も、文句なしに楽しめる。
殺人動機については驚いたけどnariは納得できた。
この話に出てくる巽 征丸(たつみせいまる)というキャラクターは、
さとう先生が「カッコよく描かなきゃ」と(たぶん)思って描いた遠野先輩
より色っぽい。巽 隼人(たつみはやと)や巽 もえぎ とのデザインの
近似も感心する。
この作品で思ったことは2つ。
綾子と紫乃の争いに端を発したこの事件。
紫乃の回想では綾子がとんでもない女とされているが、
私はどうも、そのとんでもない女の綾子に肩入れしてしまう。
きっと紫乃が細面で綾子が丸いからだろうな(笑)。
だって綾子は先代当主、つまり夫にすごく愛されていたと思うのよ。
龍之介じゃなくて征丸に遺産を残す、というのは
征丸の中に綾子を確実に感じとっていたからだ。
つまり綾子は夫にとって愛すべき女だったということで。
不幸ぶりながら、他人の子と入れ替えたり、殺したりする女の語る
回想なんかアテにならないと思うわけです。
でも、ま。
なんだかんだ言って龍之介が陥落したときはホッとしました。
nari.


9月28日 墓場島殺人事件

南海の孤島に遊びに来た金田一たち高校生6人と、そこでサバイバル
ゲームをしていた大学生グループ数人。日本軍の生き残りである
亡霊兵士に一人、また一人と殺されていく。

楽しい話だった。ストーリィはいろいろ考えさせられる深みがあったが、
なんとhallyとnariは連載中に作中暗号文を解読、みごと犯人を当てた
のだ!!
ナイフを振りかぶる犯人に正面から説得していったり、大学生にからかわれ
たり、利用されるフリして罠にはめたり、金田一くんの活躍はイキイキとして
いる。
だぁがしかぁし!
私の興味と喜びは、暗号解けた興奮に塗りつくされている。
滅多にないことだから(笑)。犯人もビタリ当てたし。
それだけ首っぴきでマガジン読んでたってことだけどね。 
あとパン! パンにしこんだ毒!! あんなみごとな毒パン(コッペパン?)
は見たことがない。究極の絵画的表現!! さとう先生大好きVv  nari. 


9月24日 悲恋湖伝説殺人事件

ツアーに参加した、一見なんの接点もない人たちが、脱獄犯ジェイソンに
殺されていく…。

この話の見所は楽しいキャンプ。地に足のついた丁寧な作りで、
nariはこの話が殺人事件に突入していくのを当惑して見ていました。
キャンプにはリアリティがあるのに、殺人には、ないの。
だからなにかのイベントか、誰かの演技…一言でいうと、「冗談でしょう?」と
いった感じでした。
動機も犯人の心情吐露も、わかるんだけど、台本もらってキャラが演技してる
のかなって思った。
それくらいすべてのキャラにパワーがあって、逆に話(ストーリィ)が呑まれてた。
のちのちの事件簿にも登場する遠野英治くん、高校3年生。美少年という
ふれこみだったが、nariにはよくわからんかった。
この話にはカルネアデスの板という命題がはいっていて、実際はとても重い
話。考え出すと、いつも金田一君の最後の「どっちも助かる方法をさ!」に
救われて終わる。
改めて金田一君の言葉の重みを感じさせられる一作です。   nari. 


9月21日 秘宝島殺人事件

「宝探しツアー」に応募した金田一は、他の参加者とともに悲報島へ。
着いた途端に発見される主催者の亡骸。財宝のありかを示す暗号の解読。
犠牲者が出るたび壊されていく日本人形。財宝を守るとされる山童。
絶海の孤島、宿泊客がバラバラに泊まるコテージ。
次はいつ誰が殺されるのか?
真犯人「招かれざる敵」の目的はなにか?
本当に財宝に群がる亡者として金田一まで狙われてしまうのか?

もうたたみかける展開で、あれよあれよの間に話が進んでいました。
でも連載当時、私は話に入りこんでいなかった。「んん?」と思ったのは
美作碧の女装が暴かれてからです(笑)。
ただの小悪党だと思ったのに、違ったネ!
佐伯航一郎くん!
「フ…やれやれ。どうやらあんただけはミスキャストだったようだな!
 金田一さん!」
事実をつきつけられたときの往生際がキレイなことVv
このサバサバした感じが、彼の美少女とまで見紛う美貌に似合わず、
でもしっかり一貫性があって、金成先生(原作者)はいい仕事してくれた
なぁ、と思うわけです。
私は彼のような体験はしてないし、たぶん原作者もしてないと思うけど、
でも話の中でキャラの心や行動に共感できれば、それでいい。航一郎くんは
年齢相応に純粋。キャラが等身大。碧さんに対するときはしっかり男の子だし。
そんな惚れこみから、航一郎くんは私どもの作る同人誌に何回も出るハメに
なりました(迷惑)。
航一郎かたらずして悲報島なし!!
金田一くんの友達として不足のない天才(美)少年、佐伯航一郎!
nariは君がさっさと社会に戻ってきてチャキチャキ頭角を現すことを
もう事実として妄想に組み入れているぞ!     nari.


9月18日 明智少年の華麗なる事件簿・1

ある日、金田一君の模試に居合わせた明智警視。あることをきっかけに自分の
高校時代の話を金田一君に聞かせる。特Aクラスの秀才として秀央高校に
君臨していた明智健悟は校内で起きた殺人事件の容疑者になってしまう…。

私は明智健悟というキャラクターがすごい好きで、金田一君とくっついてても
くっついてなくても好きなのですが、この事件簿を読んで、彼はとてもセクシーなのだと
確信しました。
なんかねー、いろっぽい。受けでも攻めでもなんでもいいんですが、そばに居る人を
惹きつけずにはいられない。本人の意思と関係なく。
そのイメージがすごく難しくて、私などがパロディを書くと、私は自分の表現力の
なさを呪ってしまう。
明智少年は元気にスポーツする明るい高校生だと思う。頭はいいけど、金田一君の
アタマの良さとは方向性が違う。勤勉で物知りだけど、中身はすごく単純なのじゃないか。
ただあの容姿だから、周りが超然たる雰囲気を彼に求めるわけで。イヤミだとか、
キザだとか、それは彼のもともとの性質ではなく、社会に出てキャリア組で仕事するに
あたって、あとから身についていったものじゃないか、と考えるわけです。
なぜなら本人は自分のこと、頭がよくて優秀だ、とか容姿が整っている、とか思わない
わけでしょう。彼にとっては生まれたときからそれが普通なんですから。健康な精神と
妖艶な容姿。バクバク食べる美少年。このギャップを愛してる…Vv。
美しい、とは私にとって健康に機能する生命存在、ということ。明智少年の正しく育った
胸や肩や体格を見てると嬉しくなっちゃうのだ。パロディ書くとき、このキャラクターに
繊細さを持たせるか、タフネスを持たせるか。どっちを選んだかは私の明智少年作品を
ご覧いただければ一目瞭然(笑)。どちらにせよ「華麗なる〜1」は私の嗜好を充分に
満たしてくれる傑作でした。さとう先生、バンザイ!!
 …というわけで明智少年論は続く。    nari.


9月14日 電脳山荘殺人事件

顔を合わせたことのないチャット仲間が初めて雪の山荘でオフ会したら、
吹雪に閉じ込められてる間に一人ずつ殺されてく話。
私はこれを読んだ時ピンとこなかった。パソコンというものをよく体験してなかったからだ。
今ならすごくよくわかる。
たとえば私が文部さんや紫織さんやMICさんやkarinさんや天堂さんや遠河周=ANE様や
みのりさんやネガさんやSHOさんやよたろうさんやhallyさん(掲示板に筆跡のあった人々。
順不同)に会って盛り上がろうとしたら、何者かによって端からヘタラせられていく、
というストーリィでしょう?
恐ろしい。
…ア。でも会ったことある人間は除外しなきゃならんのか。としたら、勝手に代表をきめて
ピックアップすると、SHOさん、karinさん、天堂さんと私。これなら完璧、顔合わせたこと
ない集まりでしょう。
でも、そのあと私ら四人、どーしたらいいんだ?
これでストーリィを進めてしまう天樹先生はすごいかも。
…と思ったら、あるぢゃーん、共通の話題。
そうシルバーウルフ!
私の記憶に間違いがなければ全員シルバーウルフの話題には乗れるハズ!!
おお、電脳山荘殺人事件は面白そうな話だな!
…って、楽しいのは私だけ(笑)?


9月13日 タロット山荘殺人事件

この事件では金田一くんは殺されそうになるのですが、どうした犯人の優柔不断からか、とどめを
刺されず雪山に置き去りにされることで、自力で脱出して助かります。
金田一くんがそんなピンチに陥ったにも関わらず、私はこの事件簿はテレビドラマでも見てるように
ボーっと眺めて楽しんでいられます。それは最初から実行犯が誰か分かっているからかもしれません。
マガジン連載時の煽りにも「初の試み。刑事コロンボみたいな仕立て」、というキャッチがついてましたし。
でもなにより大きかったのが結城医師の存在。あの人がいるせいで、なんか場がのほほんとする。
私の好きな「安全地帯人物」というやつかもしれない。普段だとそれが金田一くんなんだけどね。
『天草』や『露西亜人形』に出てきた明智さんもそうだな。
で、金田一くんはピンチなんだけど、結城先生がいるから安心してみていられた。
…って、単に私が結城先生好きなだけかっ?
いや違う。「オペラ座館」では全然安心地帯人物じゃなかった。
つまり「タロット山荘」では結城先生はあからさまに味方な風情をしていたもので、そんな雰囲気を
感じるのが好きで、金田一くんがいくら危ない目にあっても、この事件簿が好きなのかも。
この結城先生が醸し出す絶大なる「救いオーラ」は、結城先生が医者だから?
うーん、わからぬ。
だが是非もう一回くらい、原作に結城先生が出てきてほしいものである。


9月11日 蝋人形城殺人事件
 
一番印象に残ってる事件簿。
 明智X金田一書いてるときの明智さんのイメージはこの巻までという感がある。   
顔、身体、態度ふるまい、どれをとってもバツッと充実しており28歳警視の(私にとっては)頂点なのだ。
金田一君に犯人じゃないかと疑われても私は全然平気だったね。ハラハラしなかった。だって明智さん
頼もしくて頑丈で崩れ落ちそうになかったもん。
なによりスタンスがねー。探偵(金田一君)と容疑者。これ以外、明智の活きる道はないでしょう。
だって同じ容疑者を追って推理したら金田一君に負けるのは目に見えてるもーん。勝つわけにいかない
んだから。
明智の最高の舞台は「ちょっと仲良くなった顔見知りの、しかしまだまだ得たいの知れない間柄の警官
と探偵が疑心暗鬼に陥りつつ犯人の罠をかいくぐり、そのことでお互いの信頼を獲得し、一時休戦で
手を組んで自分たちを落とし入れた犯人を追う」これでしょう。
このヒンヤリした緊張感を超えてしまうと、あとは知識提供あいづちマシーンと化すしかない(不本意)。
それはそれでジワリとした楽しみがあるんだけど。
やっぱりね、明智さんと金田一君の戦いというか位置決めがね、ドキドキ。それはこの蝋人形城で完結
してると思う。
お城とか蝋人形とか、落ちついて考えれば分かるんだけど私には一見こんがらがって見えるトリックとか、
この事件簿はとても好きでした。
だがこのときですら私はまだ明智X金田一という実感を持っていなかったのである。
明智X金田一論は、また今度。                        nari


9月9日 金田一少年の殺人
 
探偵が追われる話は辛かった。
明智さんが金田一君を撃ったときは、頭きてマガジン閉じちゃったもんな。
なんで金田一君がこんな目に遭うんだ!?って。
それをした明智も、そうなった状況も、追いこまれたことがとにかくイヤだった。
もう読むのやめようと思った。ヌレギヌを着せられたまま死ぬなんて!!
明智が頭でっかちのバカ男に見えたよ。
hallyは「死なないでしょ」と言ってた気がするが、ほとんど耳に入ってなかった。
あのときほど殺人真犯人を憎んだことはない。
でも明智さんが金田一君の髪を次号でグイーと掴み上げてて、「なんだぁ…!」
心につかえてたものがポロリと落ちた。
でも犯人の告白を聞いて、…この私の怒りや憎しみをどこへもっていけばいいのか
分からなくなって「なんだかなぁ…」だった。
ま、そこの焦らし加減が金成先生の手腕なんだけどね。
当時、明智さんは気になる存在ではあったが、まだ金田一君を任せられるかどうか
見極められる段階ではなかった。
そのあとの私の心情変化は、また今度。              nari. 
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