Paul Brock
Moving Cloud

1986 Gael Linn
A Tribute to Joe Coley

 Frankie Gavin と一緒に作った Joe Cooley へのトリビュートアルバム。
 これは傑作です。薄気味悪いくらいぴったりフィドルとアコの息が合っている上、Joe Cooley の演奏で感じた一種異様なドライブ感も同様に感じられます。

 スウィング・チューニングのソプラーニを使用していますが、演奏される曲はキーが違っています。違うキーの楽器を使ったか、回転数を変えたかははっきりしないのですが、合方がFranlie Gavin ですからね。多分違うキーのアコを使ったのでしょう。元々 Paul Brock はB/CとC#/Dの両方を弾きます。
(HK)


1992 Gael Linn
mo chairdin

 Paul Brock のソロアルバムは本来の個性が遺憾なく発揮された選曲と演奏。
 でも、前作のデュエット盤での鬼気迫るような迫力ある演奏はちょっと控え目に、曲の持ち味を生かした演奏をしています。これは残念だな〜

 もっとガンガン弾ける人のはずなんですが、まるっきり Moving Cloud している曲もあります。聴いていて、肩の凝らないアルバム。
(HK)


1995 Green Linnet
Moving Cloud

 錚々たるメンバーによる、肩の凝らないトラッド集。雰囲気はクラシックのサロン・コンサート風です。
 伝統音楽のコア部分に近い人ばっかり ( 当然ですが、Kevin Crawford もこのアルバムでは Lunasa のような演奏はしていません) ですが、重くならず、かと言って軽くなり過ぎず、すっきりした演奏が聴けます。
 ボタンアコの音は他の楽器同様、まったく出しゃばっていませんから、アコを聴きたい場合は物足りません。
(HK)


1998 Green Linnet
Foxglove

 このアルバムはリリースされた年のベストセラーだったので、お持ちの方も多いのでは。
 同じメンバーで相変わらずのサウンドなのですが、構成と選曲がちょっぴり違うだけで、ここまで良いアルバムになってしまうのですね。
 雰囲気は Buttons and Bows を思い出していただければなんとなくわかると思います。

 でも、ボタンアコを期待すると外れます。アコはバンドの一部であって、Paul Brock のソロ作ではありませんから。
(HK)


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