
1980 Green Linnet
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Rool away the reel world
正確には、James Keane のデビュー作はこれより以前にリリースされたアナログLPなんですけど、現在は入手不可能ということで、本作はCDでリリースされたソロ第2作。
このアルバムは James の兄で現 Chieftains の Sean Keane が参加した極上のトラッドアルバム。流れるような装飾音の多い演奏は典型的なB/C弾きですね。ソプラーニをチューニングせずにそのまま使っているらしく、楽器の音はかなりのスウィング。
この頃には活動拠点をアメリカに移していたはずで、当時録音されたミック・モロニーによるコンピレーションにも参加していました(2001年に
Rounder からCD再発)。
(HK)
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1994 Green Linnet
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That's The Spirit
ジェームズ・キーン『That's the Spirit』 この人も、すっ飛ばしますねえ。
このスピード感は痛快です。これは94年発表、14年振りのソロ・アルバム。
バックにジョン・ドイルやゲイブリエル・ドナヒューのギターやキーボード、バウロンを従え、同時に自身でも弾むようなベース演奏を入れながら、カラッと乾いた明るい音色のB/Cアコで軽やかに疾走します。
ライナーノーツによれば、92年にそれまでのパオロ・ソプラーニからカスタニャーリに転向したそうです。
それにしても、よく指の動くこと。メロディーに細かい装飾音がこれでもかとばかりに、ちりばめられ、めくるめくようなリールやジグのメドレーが繰り広げられていきます。
ただ、リードの組み合わせのせいか、ときおり左手のベース音がギーギーと耳障りな音を立てるのが気になるなあ。
(TA)
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1998 Shanachie
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With Friends Like These
レーベルを Shanachiee に移して1997年に録音されたアルバムは、タイトルのとおり錚々たる顔ぶれのゲスト達との共演集。でも、どこか肩の力が抜けていて、いい雰囲気です。
レーベルを変わった事情はよくわかりませんが、実はThat's The Spirit をリリースした後の1996年に古巣の
Green Linnet で TOSS THE FEATHERS というタイトルのアルバムを録音しているのです。これは未だにリリースされていません。
Green Linnet は Joe Burke のアルバム、 Bucks of Oranmore も録音後何年かお蔵入りさせていた前科がありますので、その辺りがきっかけになったかも。
楽器はこの頃から Borelli を使い始めたようですね。
チューニングもドライ気味に変えたようで、アルバム全体のサウンドがかなり締まった感じがします。
(HK)
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1999 Shanachie
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Sweeter As The Years Roll By
レーベルを Shanachie に移しての第2作。
兄の Sean Keane や息子達との演奏も素晴らしいが、とにかく1曲目から聞こえるドライなアコの音に感激。ドライといってもカスタニャーリほど明るい音ではなく、もっと陰影がはっきりした音です。
何曲かで聞こえる Donnchadha Gough のバウロンが素晴らしい。あまりバウロンらしい音でないのは楽器のせいでしょう(多分、Brendan
White を使っているのでは)。
タイトルトラックの Sweeter as the years roll by はハープをバックにしたSlow
Air で、とても美しい演奏です。
その他、ベテラン、若手にサポートされての演奏はどれも素晴らしく、アルバムとしての完成度はこれが一番でしょう。
(HK)
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1971 REGO, 1997 KELLS
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Atlantic Wave
このアルバムは、元々1971年にREGOレコードの第1作として発表されたものの再発なんですが、ライナーによると
James Keane の当時の演奏は録音し直して入れ替えてあるそうです。
もう一人のアコ奏者、Paddy Reinolds の演奏はオリジナルのままですから、通して聴くと
録音の違いでどれが新しいものかすぐわかります。
With Friends Like These にも収録されている James のオリジナルのワルツが素晴らしいです。
(HK)
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