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Breanndan O Beaglaoich : Seana Choirce ブレンダン・ベグリー『シャナ・ホルケ』(1987年) ベグリー9人兄弟姉妹の末っ子、ブレンダンがゲール・リンから出したファースト。末っ子といっても、1955年の生まれなので、これは30代前半の録音。なぜCD化されないのか不思議でならない名盤です。 1〜2曲、コルム・マーフィーのバウロンやジェリー・ベヴァンのフィドルが入るくらいで、あとはひたすらブレンダンのアコやメロディオンの独奏が楽しめます。曲ごとに楽器もいろいろ交換して変化をつけていますが、解説によると、アコはC/C#、C#/D、 D/D#を、メロディオンはCとFを使用。まさに選り取りみどりですね。独奏であるだけに、トレードマークの豪快なベース演奏も、存分に堪能できます。 曲目は、ディングル半島に伝わるディープな曲がずらり。また、ポードリック・オキーフの古い録音やジョニー・オリアリーから覚えたシュリーヴ・ルークラ地方の曲もいくつか入っています。 トラック数でいうと、ポルカ4、スライド2、ホーンパイプ2、ジグ2、リール1、そして、なんとスローエアー4(!)という贅沢ぶり。歌がないのは惜しいけど、それを補って余りある迫力の名演奏。のちのセカンドソロや一時加入した「ボーイズ・オブ・ザ・ロック」のアルバムで歌うことになる曲も、ここではアコ独奏で酔わせてくれます。 カセットなら、今でも入手可能でしょう。ちなみにタイトルの英訳は「Old Oats」・・・古いカラス麦・・・どういうこと?
(TA)
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| We won't go home 'til morning ブレンダン・ベグリー『We won't go home 'til morning』 97年に出たセカンド・ソロ。この人は演奏のワイルドさにかけては別格でしょう。ケリー州西部、ディングル半島に伝わる非常に土俗的な音楽伝統に培われた力強いリズムに加えて、あの豪放きわまりない過激なベタ弾きベースプレイで、聴く者の疲れやストレスも見事に吹き飛ばしてしまうほど。 レパートリーは、地元ディングル半島や、その沖合いに浮かぶブラスケット諸島伝来の曲のほか、ドニゴール・チューンなども意欲的に取り入れてはいますが、彼が演奏すると、すべて西ケリーの色、彼の強烈な個性に染まってしまうから凄いです。 本盤での使用楽器は、C#/DアコとD調の1列メロディオンの2種類。迫力あるメタリック・サウンドのメロディオン演奏は必聴ものです。おまけに自慢ののども披露してくれ、英語とゲール語両方の伝統歌が味わえます。うち1曲は故郷を歌った感動的な「The Kerry Hills」で、もう涙なしには聴けません。 そして、それら歌唱や、しみじみとしたスローエアー演奏とは対照的に、ダンス・チューンは、とにかく激しいです。とりわけポルカ・メドレーで、勢い余って、ときおりメロディーが拍よりも先へ進んでしまったりするのはご愛嬌(笑)。 主なゲストは、パイプのリアム・オフリン、ギターのスティーヴ・クーニー、そしてドニゴール・スタイルのフィドル奏者、ダーモット・マクロクリン。
(TA)
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| beginish フルートに Paul McGrattan、フィドルに Paul O'Shaughnessy、ギターに Noel O'Grady と、とんでもないメンバーによる Beginish のファーストアルバム。 いきなりスライドから始まるのは違和感を覚える人もいるかな。 この面子ですから演奏はハイテンション。この突っ込むようなノリはブレンダンのアコーディオンそのままですね。スライドといい、ポルカといい聴いていてとてもエキサイティングです。 ゲストのモレートとチョリーナのゴーナル姉妹の歌もいいし、ブレンダンの歌も気持ちいいです。
(HK)
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| Stomy Weather / beginish ベギニッシュ『ストーミー・ウェザー』(2001年) この第2作には、ブレンダンの甥でギター奏者、ギャヴィン・ラルストンが正式メンバーとして加入。バンドの音にさらに厚みが増し、アレンジ面での工夫も随所に聴かれるようになりました。ゲストでは、前作に引き続き、バウロンのコルム・マーフィーが参加。歌では、なんとブレンダンと兄シェーマス・ベグリーのデュエットまで登場! ただ、選曲・演奏ともにブレンダン中心の感があった前作に対して、今回は各メンバーの好みを反映させたのか(ポール・オショーネシーとポール・マグラッタンはダブリン出身で、ドニゴール音楽の影響も受けています)、あるいはギターが入ったことで編成が似てきたためか(フィドル、フルート、アコ、ブズーキ、ギター)、ほとんどアルタンを思わせるサウンドです。フランキー・ケネディ存命中の「往時」のアルタンにアコが全面的に加わっていたら、こんな感じだったでしょうか。もしもブレンダンの歌声やポルカが無かったら、北のバンドだと言っても通りそうなほど、ドニゴール色の強いチューンが目白押し! 見方を変えればバンドとして成長した、となるのでしょうけど、ブレンダンの出番が減ったのはファンとしては残念。今後どうなるのか、第3作が待たれるところです。 とはいえ、冒頭のバーンダンスなど、メロディオンを使った迫力満点のトラックは彼の面目躍如たるものがあり、切れ味鋭いアグレッシブな蛇腹さばきをじゅうぶん堪能できます。本作でも、ブレンダンはC#/Dアコと Dメロディオンの両方を使用。やはり本領を発揮するのは、メロディオンですね。このワイルドさは誰にも真似できません。 ちなみにジャケット裏に、バンド名の由来となったディングル半島沖の小島、ベギニッシュの写真が載っていますが、まさに小島! Beginish のbegはアイルランド語で「小さな」、inishは「島」の意。ジャケット画とアルバム・タイトルは、この小島を襲う「嵐」。果たして、このバンド「ベギニッシュ」、激しい荒波に耐え、末永く頑張ることができるのでしょうか? その前に早く来日してくれないかなあ??
(TA)
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Brendan Begley はダンス用のカセットテープにかなりの量の演奏があり、そのほとんどに何と
Stive Cooney がギターで付き合っています。