Benny McCarthy
DANU

1999
RATTLE the BOARDS

 DANUのアコ奏者、ベニー・マッカーシィが参加したアルバム、というかほとんどソロアルバムみたいで、やたらとアコが目立ちます。
 師匠に当たる Bobby Gardiner の影響はあまり感じられませんね。

 この人はアルバムごとに結構違う楽器を使っていますが、一貫したドライな音は気に入ってます。DANU のアルバムでは物足りないアコーディオンがたっぷりと聴けるだけでも満足ですが、かなり器用にいろいろなアプローチをしています。
 メロディラインをかなり崩してバリエーションを作るのは現代の若手プレイヤーに共通する傾向ですが、それをあまり派手にやらず、要所で決めているところが良いです。
 
(HK)

1997
DANU

 デビュー作は、あれれちょっと Dervish みたいと、一瞬勘違いしそうなイントロのリールから始まりますが、さすが若手バンド、若さとテクニックにまかせて突っ走ります。

 全体に撥弦楽器2台に Bodhran のリズム隊が作るリズムはやっぱりどこかで聴いたような感じですが、それでも清々しさと弾けるような元気良さが感じられます。

 歌がちょっと弱いのが残念ですが、この頃はアコーディオンの音がたっぷりと聴けるので嬉しいです。
(HK)

2000 Shanachie
Think before you think

 第2作は歌が増え、演奏もじっくりと煮詰めたようなアレンジです。
 これはデビュー作より格段にいいし、歌がとても素晴らしい。同じバンドとは思えない位です。

 バンドとしての音もしっかりとしてますし、選曲、構成とも文句をつけたくなるところもない。このまま続けていれば、すぐに Dervish クラスのバンドになれるのではないでしょうか。
 アレンジを固めてアンサンブルを重視すると、その分アコーディオンの出番が少なくなるのですが、それは贅沢な注文でしょう。前作の良いところは全て残した上で、弱かったところを改善してしまったようです。

 このアルバムでベニー・マッカーシィはサルタレのコネマラを使っていますが、このドライな音が気持ち良いですよ。
(HK)

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