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本校は研修・研究することを重要視する学校である。この伝統は、平成10年度に改訂され、平成14年度に完全実施された現行の学習指導要領に関する取り組みから始まった。研修・研究は、研究推進を担当する学習委員会(現在は主幹会議)が中心となって行われてきた。先生方は、各年度の研究テーマに基づいて研修・研究を深め、年度末には一年間の研修・研究をまとめ、必ず「研究集録」を発行した。この地道な努力が継続して行われてきた。
平成15年度、足立区教育委員会から「二期制の導入に関する研究」というテーマで教育課題推進校としての委嘱を受けた。足立区内の全小中学校が平成16年度より、「二期制」になることを受け、先行研究を行うために委嘱されたのである。続いて、平成16年度に「二期制の評価について」、17年度に「中学校における授業改善に関する研究」、18年度に「中学校における授業改善の取り組み −授業改善と評価−」というテーマで教育課題推進校としての委嘱を受けた。委嘱を受けた背景には、本校が、すでに平成10年度より現行の学習指導要領について、毎年度、研究テーマを決め、研修・研究を深め、それに基づいてさまざまな実践的な取り組みを進めたからである。平成15・16年度の2年間の教育課題推進校としての研究成果が、平成17年5月に全家庭・全生徒に配付した「シラバス」(学びのナビゲーター)の発刊につながったのである。
平成18年10月より、本校は足立区教育委員会の「コアスクール」に指定された。平成21年度からは「教員研修推進校」に指定され、新たに取り組むことになった。「教員研修推進校」の研究・実践内容は、教育委員会が主催する教員研修の実施に協力し、次の事項を実施することである。
(1)教員の授業力を高めるための研究及び実践に取り組む。
(2)モデルとなる授業を行い、受講者への指導を行う。
(3)公開授業等の実施により、指導方法や評価等についての提案を行う。
本校では、平成17年度以降、「シラバス」とそれに連動した「評価カード」の研究を行っている。「シラバス」と「評価カード」の研究と作成は、先生方にとって、自らの指導方法や評価方法を改善するための重要な判断材料の一つであり、生徒の基礎学力の定着とその向上を図るための指針となるものである。
昨年度から新学習指導要領の移行期に入った。各教科では「習得」と「活用」に重点をおいた指導の在り方が重要になる。その対応に向けて、これまで進めてきた研究を再構築する必要がある。平成23年度に向けて「シラバス」や「評価カード」の改訂も必要である。今年度も昨年度と同じように、「教員研修推進校」として、全先生方が、本校独自に作成した「学習指導案」のもと、研究授業を行った。この研修・研究意欲が本校を支えている。平成24年度の新学習指導要領の完全実施に向けて、さらに実践研究を進めていきたい。
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